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長寿のシンボル鶴と亀をしたがう
- その昔、時の和尚さんがある寒い冬の夜中に庫裡(お寺の台所)の押入れでネズミの走り回る音の目が覚めました。そっと押入れの戸を開けてみるとネズミが三匹、米びつに穴をあけお米を貪るように食べていました。
そのような事が三日三晩続き、翌晩は何の音もしなくなったので押入れを調べると、天井に狸の屍があり、その周りには沢山のお米と小さな黒い塊が三つありました。よくみると福禄寿の御像でした。
そこで和尚さんは思いました。「あの三匹のネズミは福禄寿尊の化身で病気の狸の世話をしたのに違いない…」と考え、鄭重に福禄寿尊を祀り、米俵を担いだ狸の石像を庭に建立し供養すると共に「生福の狸」と名付け参詣者に福が授かるように祈願したということです。
(当院 縁起より)
お知らせ
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曹洞宗日向山
- ~ 寺名由来 ~
洞然明白 猶落法塵
洞然(とうねん)として明白なるも なおし法塵に落つ
悟りというものは廣々とからりとしているもののなお
悟りにとらわれると仏道修行の迷いに落ち込むことになる
開創 永禄十年(1567年)
開山 海禅寺七世 天江東岳大和尚(青梅市二俣尾)
本尊 勝軍地蔵菩薩
※開山堂内にて福禄寿を祀っております。
御朱印
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- 山門
- 館の沢 田辺清右衛門邸の表門ででしたが孫の宇太夫の代に当院に移築されたと伝えられており、安土桃山時代の形式で青梅市重要文化財指定されています。
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- 生福の狸
- 山門を入って左手に米俵をかついだ狸の石像があります。その昔、庫裡の天井裏で狸の屍が見つけられた際、その周囲にはたくさんのお米と小さな福禄寿の御像が三躰あったので、当時の和尚さんが鄭重にこの三躰(現在は一躰のみ)を祀り米俵をかついだ狸の石像を建立し供養されたといいます。
各種お守り
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- 五角(合格絵馬)
- 500円
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- 五角(合格)鉛筆
- 700円
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- 干支 土鈴
- 各600円
明白院で行われる主な行事です。
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4月8日
- 花祭り
- 甘茶をふるまっております。
(お参りされた方どなたでも)
アクセスについて
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- 地蔵院まで
- 約30分
- 聞修院まで
- 約50分
- 宮ノ平駅まで
- 約5分
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- 最寄のバス停
- 裏宿町 停留所 徒歩 約15分
- 都営バス 梅76 77
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- 駐車台数
- 5台
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- 曹洞宗日向山 明白院
- TEL 0428-22-1775
- 〒198-0046 東京都青梅市日向和田2-395