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鎧兜を身に付け堂々たる
- 元々は東西南北を守護する四天王の一人で、北方の守護神とされています。別名「多聞天」とも呼ばれ、これは正法を多く聞きその知識を多くの人々に分け与えた、と伝われています。そのため「七難即滅・七福即生を施与する神」と崇められたため、後世に七福神会議の一尊となりました。
その容姿は他の七福神とは異なり、鎧兜を身に付け、右手には宝棒を持ち、左手には宝塔を掲げた、「武装憤怒」と呼ばれる形をなしています。
宗建寺ではこの毘沙門天を御本尊としてお祀りしていますが、御本尊とは別に弘法大師・空海が製作したと伝わる毘沙門天が秘仏として、1月1日~同月31日まで御開帳いたしています。